ヨーロッパ舌側矯正歯科学会(ESLO)に参加してきました
2026年6月、イタリア・ヴェローナで開催されたヨーロッパ舌側矯正歯科学会(European Society of Lingual Orthodontics:ESLO)に参加してきました。

今回のヴェローナは、最高気温が38℃に達する厳しい暑さでした。さらに、歴史ある建物を利用した学会会場には空調設備がなく、設置されていたのは扇風機のみ。参加者にとっても演者にとっても、非常に過酷な環境での学会となりました。
そのような状況にもかかわらず、日本からは多くの先生方が参加されていました。また、日本人の先生による講演も数多く行われ、世界の先生方が日本の舌側矯正治療に高い関心を寄せていることを、改めて実感しました。
舌側矯正に関する高度な知識と臨床技術が求められる「Titular Member」の認定試験も実施され、今回は4名の先生が合格されました。審査は非常に厳正に行われたようで、国際的な認定資格に求められる水準の高さを感じる機会にもなりました。

ヴェローナは、古代ローマ時代の円形闘技場「アレーナ・ディ・ヴェローナ」をはじめ、街の至るところで長い歴史を感じられる、とても美しい都市です。今回は猛暑のため、ゆっくりと街を巡る余裕があまりありませんでしたが、次回はぜひ涼しい季節に訪れ、じっくりと散策してみたいと思います。

帰国前にはミラノにも立ち寄りました。ミラノを訪れるのは今回で6回目でしたが、これほどの暑さの中で街を歩いたのは初めてで、観光にも体力が必要なほどでした。
旅の最後の夕食では、舌側矯正の分野で世界的に著名な先生方とご一緒する機会に恵まれました。日々の臨床や治療に対する考え方など、普段はなかなか伺うことのできない貴重なお話を聞くことができ、大変有意義な時間となりました。

今回の学会で得た最新の知見や経験を、今後の診療にしっかりと生かし、患者さまにより質の高い矯正治療をご提供できるよう、今後も研鑽を重ねてまいります。

