第5回アライナー矯正研究会

2018年12月08日

12/5,6とお休みをいただいて、アライナー矯正研究会に参加してきました。
10月から学会、勉強会と続きましたが年内最後の学会となります。
場所は毎年東大となります。
赤門を見つつ、隣の伊藤謝恩ホールへ。
非常にきれいな講堂です。

早めに到着しベストポジションでのぞみました。

2日間、著名な先生の講演は素晴らしかったです。
全ての先生がインビザラインの症例数が驚くほど多くてびっくりでした。
治療のデジタル化の素晴らしさや加速矯正(光加速矯正のorthopulseやMicro-Osteoperforations:微小骨穿孔のpropelなど)について様々な発表の中
、印象深かったのはスペインの先生によるペリオのケースです。
成人患者の何割かは軽度の歯周病をわずらわっているか、中等度の歯周病を治療管理している方となります。
そのようなケースにおけるインビザラインの有用性は納得のできるものでした。
ワイヤー矯正と比べると、清掃性の問題(歯周病の方はただでさ清掃に時間がかかること)、歯牙の移動問題(動かしたくない歯にも力が加わりやすいこと)、癖の除去が可能など
のメリットがあるとのことで、当院でも積極的に取り組みたいと思います。